体感アシストメソッド

「わかった!」と感じるエクササイズの提案を目指して行きます

体感アシストメソッドって何?

2021年9月更新

運動や体操などを行う際に、「イマイチやり方がしっくりこないなぁ?」(・・?)
と感じたことはありませんか?
指導者に、お手本を見せてもらい、どんな感じで行うのかの説明を受けて、理解していても、ピンとこない、うまくできない。。。とか。
また、ゴルフやサッカーといったスポーツで、利き腕、利き脚では出来ることを、逆で同じようにすることは、難しくないですか?動きは、十分理解しているはずなのに。。。

やはり、身体で感覚を掴むのが、重要だと思うのです。
「体感アシストメソッド」は、まず狙った動きが出来た体験(疑似体験も含み)し、身体で理解し、感覚をつかむことで、速やかな習得や上達を可能にするメソッドです。そのために、道具(アシスト用具)を用いたりします。


簡単な事例をご紹介しますね。次の動画をご覧下さい。

 

動画は、下半身の代表的なトレーニング「スクワット」をテーマにしたものです。

よく言われる注意点は、

「膝が爪先より前に出ないように行いましょう!」ですが、

意外にこの動きが難しいと感じている方が多いようです。このメソッドでは、ますば完成形を体感してみます。そこで、アシスト用具の登場となります。アシスト用具としてバランスボードを使い、腰を落としてくる時に体重が踵側に移動してくるようにしています。
そうすることで、膝が前に出る感じは自然と抑えられます。この感覚を体感することは、正しいスクワットができるようになる、助けになります。

また、この道具(アシスト用具)を使うことで、自分の思い込みや勘違いにより見逃していた問題解決の原因に気づけたりもします。

次に紐を使った、チェック方法をご紹介しましょう。
両手を真横にまっすぐ広げた幅と同じ長さ(一般的に身長と同じくらいとされている)の紐を用意します。
まずは紐を持たずに、真横に広げた手の幅を変えずに、横から縦にしてみます。その時の感じを覚えておいて下さい。

次に紐を持ち、ピンと張った状態で真横に広げます。先程と同様に紐をピンと張らせたまま(そうすることで手の幅を確実に同じに保ったまま)縦にしてみましょう。何か感じましたか?

紐を持ったまま縦にしようとすると、片方の体側(脇)が伸ばされる感じ(もしくは窮屈でやり難いと感じる等)になる方が多いのではないでしょうか?これは、紐を持たずに行った時に、自分では幅を同じに保って動かしているつもりであったものの、実際には縦にする時に狭めていたという事なんです。

身体の動きは、自分が想像している動作と、実際の動作が異なる場合があります。せっかく行っているトレーニングが、実はうまくできていないということも多いんです。そこに気が付いて、修正していくことも大切ですし、最初から気を付けながらトレーニングしていけたら良いですよね。

「体感アシストメソッド」がどんなメソッドであるのか、イメージできましたか?

このメソッドは問題解決のために、どうアシストするか次第で、様々な分野やケースに対応し、有益な結果をもたらすことが出来ると考えています。是非ご興味、ご要望等あれば「青木治療院 然」までご相談下さい!

 

このブログではYouTubeにアップした動画の解説や、日々気付いた事などをお伝えして行こうと思っていますので、是非とも宜しくお願い致します!