体感アシストメソッド

「わかった!」と感じるエクササイズの提案を目指して行きます

体幹トレーニングについて思うこと(マニアックにつき注意)

「子どもの体幹トレーニング」のタイトルでYouTubeに動画アップしました 

 ジャンプのポイントについては

「上半身を使ったジャンプを体感しよう」

の回で解説しているので、そちらをご覧下さい。

 

zen-aoki-1744.hatenablog.com

 

今回の動画を見て

 

「これが体幹トレーニングなの❓」

 

と疑問を持った方もおられるかと思い、

私が考えている体幹トレーニングをお伝えしたいと思います。

 

まずは、人が何かに力を伝える時、「手または足」を使って行うことが多いですよね?

 

その時、体幹(この場合は胴体部分)が生み出した力を手先、足先までしっかり伝達することが重要になるはず。

 

ところが、手(腕)、足(脚)と体幹(胴体)の繋ぎ目、いわゆる腕の付け根、脚の付け根は、力が抜けたらグラグラしているとても緩い関節です。

 

体幹の力を手先、足先までしっかり伝えるには、

「この繋ぎ目が体幹の力に合わせていい塩梅に締まる」

必要があり、それが

「身体が連動」

する為の大きなポイントになっていると思います。

 

特に「いい塩梅に締まる」が、ポイント!といっても、

意識的に「締める」

のでは無く、無意識に行われていて、つまり

オートマチックに「締まる」

ので、難しいところです。

 

残念ながら、このオートマチックシステムは皆同じでは無く、持って生まれた部分と、どういった経験をして身体が学習して来たかにより、随分差が出てしまうのです。

 

そこで体感アシストメソッドではこれを解決するのに、道具を使ってアシストする事で動きの

 

【ブレをおさえる】

 

ことに注目しました。

よく優れたスポーツ選手の動きを「軸が安定してますねぇ!」と言った表現をされたりしているのを聞きますが、言いかえれば「ブレの無い動き」ということですよね。

 

ブレの原因の要素の一つとして、もともとグラグラしている腕の付け根、脚の付け根が上手く締まらない事と考え、

 

今回のケースではジャンプの際に手先と足先を帯状の物で繋ぎ、それを突っ張っることで、腕の付け根、脚の付け根が締まり、空中姿勢のブレがおさえられて安定して跳び上がれます。

もう一度、動画を見てみて下さい!

 

 ブレてしまう場合でも、何度も繰り返し取り組む事で克服する事は可能とは思いますが、場合によってはそれはケガと背中合わせともなります。

 

 「ブレずに身体を連動させる感覚を身に付ける事」

が優先されるべきと考えます。それが、体幹トレーニングのポイントです。

 

体感アシストメソッドは、道具を使ってアシストをする事で

 まず

「必要な感覚を体感する」

事で、効率良く動作のコツを習得したり、身体を鍛えたり、整えることを可能にするものと考えています。

 

これからもお役に立てる提案を目指して頑張って行きますので、覗きに来てくださいね!