体感アシストメソッド

「わかった!」と感じるエクササイズの提案を目指して行きます

ほぐれた身体になるには日常からミニマムパワー

11月以来の「ミニマムパワー」の話です。

先日見えた整体の患者さん、腕の手首の近くの筋肉がパツパツに張ってしまっていたのですが、そんなに力仕事をされているわけでも無く、自覚していませんでした。施術を受けて本人びっくり!

僕の腕と触り比べたりもして「何でこんなに張ってるんですかね⁇」と納得行かない様子。

整体師を長らくやって来て思うのですが、身体の状態って、「その人のやって来たことの結果」だと。

じゃあ、何でその患者さんは力仕事でもないのに筋肉が張ってしまっているのかって?

それは日頃から「力の入り過ぎ」状態が多いのだと思います。生活動作でも何でも力が入り過ぎた状態でも出来るのです。それどころか、ちょうどいい塩梅というか、釣り合った状態で行うことの方が難しいのです。 

例えば、力こぶの筋肉💪は肘を曲げながら物を持ち上げる時などに働くのですが、物を持ったりしなくても肘を曲げて筋肉を硬く収縮させ、力こぶを作る💪のは大抵の人が出来ると思います。

要するに5kgの荷物を持ち上げるのに6kgでも持ち上げられるくらい筋肉を収縮させてしまうというのは、案外良くある現象だと思っています。

それを繰り返す事で筋肉は過収縮の状態となり、パツパツに張っていくことになります。

5kgの荷物を持ち上げるには5kgをほんの少し上回る力を出せば良かったですね。それを

「ミニマムパワー」

と言うんでしたね。

話を戻して、腕がパツパツだった患者さんも、上の話をしながら腕を押さえて曲げようとしてもらったりするなどして確認する内にすっかり納得。

「今までメチャメチャ余計に力が入っていたと思うので、ミニマムパワーを意識して生活する様に努めてみます!」

とスッキリとした表情でお帰りになりました。

今後どうなっていかれるか楽しみね。それではまた!